ダイエットについて

ダイエットについて



「ダイエットって「痩せる事」「減量すること」
と思っている方が多いですが

実際に、研究社の新英和中辞典ではdietは以下のように和訳されています。
1 日常の(飲)食物
2 (治療・体重調節などのための)規定食、特別食、食事、食事療法、食事制限

本来の意味は
「ダイエットとは、健康や美容を保持するために、食事の量や種類を制限すること。」
であって、運動して減量するとか、痩身とは意味が違います



さて食事制限で間違いやすい
「炭水化物抜きダイエット」
について前回書きましたが

今回は
「食事を抜くだけ」ダイエットの限界について


体重を減らすには
「摂取カロリーを減らすか消費カロリーを増やす」
しか方法はありません

そこで、まずするのは食事を抜く方法ですが
絶食等極端なことはダメですし、
よく〇〇だけ食べれば良いというような「単食法」もダメです

短期的には効果を出せますが
ずっと食べないでいるわけにもいきませんし
同じ者ばかり食べるとバランスが悪くなり
体調を壊します


今の日本、ホームレスの方でさえ栄養失調になれませんが
たまに栄養失調で病院にかかるのは
無理なダイエットをしている人がほとんどのようです


あと、食事を抜くダイエットで減るのは
筋肉と水分
この筋肉が減るのが問題です

消費カロリーを上げるのに必要不可欠なのものが
「筋肉」
筋肉なくしてカロリーが燃焼することはありません


また、食事を抜くことで筋肉が減り出すと
体力が弱っていきますから、
ある程度筋肉が減少したら、
「これ以上減少したら良くない」
と思い筋肉を減らさないようになります


ちなみに食べて体重が戻る時は
脂肪と水分なので
例えば60kgが、食事制限だけで55kgに減って
また60kgに戻った時、体重は同じですが中身が違っています
脂肪が増えて筋肉が減っているので
筋肉は脂肪よりも重いので、同じ重さでも量が多くなりますし
以前よりもカロリーが消費しないので太りやすい体になっています
これを「リバウンド」と言います


たまたまダイエットについて誤解している方とお会いしたので
大雑把ですが書いてみました