今日のデキゴト

「先生、痛い所ばかり押しますね」
と言われました


たまに言われるのですが
患者さんを痛くしてやろう
としているわけではありません



筋肉が疲労すると、神経を圧迫するので
少し押しただけでも痛みを感じる場合があります

そして、痛みがある場所は筋肉が収縮して
血行が悪くなっているので、循環が悪くなり
回復が悪くなります


その収縮している筋肉をもみほぐして
神経の圧迫を和らげ、循環をよくして
回復させます


患者さんは一番痛い所だけが悪いと思っていますが
必ずしも痛みがある筋肉だけが固まっているわけではありません



そういう収縮して固まっている箇所は
触ればわかりますから、そういう硬い筋肉=痛い所
を中心にほぐしていくので「痛い所ばかり押す」
と思うわけです


人によっては「よく自分の悪い所ばかり分かりますね」
と言われることもあります


もちろん、力が入るような痛みだと
筋肉は緊張してほぐれないので、
痛みの具合を確認しながら
押す強さは調整します