ねこ背矯正

4月から作業療法士の専門学校に通う
18歳の女の子が来院されました。

ソフトボールをしていたそうで体育会系。
とても元気で素直です。

ねこ背と骨盤矯正を希望されていて
日常生活で気をつけてほしいことをお伝えしました。


たぶん1ヶ月くらいで改善すると思います。
姿勢は普段の生活の結果なので
普段の生活の体の使い方を改善しないといけません。

ちょうどソフトボールをしていたので
わかりやすかったようですが
例えば、プロの野球選手がバッティングフォームを改善しようとします。
変えようと思った翌日からフォームが完璧に変わることはありません。

変えるには毎日何回も新しいフォームでバットを振らないと
フォームは改善できません。

あれだけ鍛えている人たちでも、筋肉のクセを変えるのは難しいのです。

ねこ背改善で気を付けたいのが
姿勢を真っ直ぐするのに「力を入れて真っ直ぐにする」
ではいけません。

力を入れると筋肉は収縮緊張しますから疲労します。
力を入れて真っ直ぐしようとすると
新たにコリや痛みが出ることがあります。


ねこ背矯正ベルトを付けたらいいですか?
とよく聞かれます。

曲がった背骨をベルトで真っ直ぐにしようとすると
これも筋肉に負荷をかけてしまうので痛みの原因になります。


どうしたらねこ背は改善するかというと
整体で力を入れなくても真っ直ぐになるよう姿勢を矯正し
真っ直ぐになった姿勢を維持してもらうようにしてもらいます。
整体で真っ直ぐにした後に矯正ベルトは効果的です。
若いほうが改善が早いのは

筋肉が柔らかく筋力があるからです。
もちろん、その人の筋力、生活習慣、実践によって
改善の速さは個人差があります。

ねこ背は生活習慣です。
ねこ背を放置しておくとその姿勢のまま筋肉は固まってしまいますから
年々ねこ背の改善が難しくなってきます。


ねこ背を改善したい方は
できれば早いうちから改善することをおすすめします♪