DHA・EPAについて

最近とても注目されているDHA/EPA
どういうものか説明しますね

DHAの効果は、
学習能力・記憶力の向上,視力低下の抑制,
動脈硬化の予防,高脂血症の改善,血栓の抑制,高血圧の抑制,
運動能力の向上,老人性痴呆症の改善・予防,
抗アレルギー,抗炎症作用,アトピーの改善に効果があると言われています。


DHA(ドコサヘキサエン酸)はEPA(エイコサペンタエン酸)と共にn-3系の多価不飽和脂肪酸の一つで、
イワシ,サバ,マグロ,サンマなどの青魚に多く含まれる必須栄養素です。
n-3系脂肪酸には、DHAEPAの他に、αリノレン酸DPA,などがあります。

魚を多く食するイヌイットの人々に心筋梗塞動脈硬化など血管系の生活習慣病がほとんど見あたらないことから、
魚に多く含まれるDHAEPAの血液をサラサラにする作用が判明しました。





DHA・EPAは健康増進において世界的に注目されており
WHO(世界保健機構)やFDA(米国食品薬局)も摂取を推奨しています。


厚生労働省は国民の健康維持・増進などを目的とした
「日本人の食事摂取基準」の中で
1日1000mgの摂取を推奨しています。

しかし、日本人の摂取量は1000mgに足りません。
現代日本人では平均400mgほどしか摂取できていません。

理由は食の欧米化です。
日本人の魚の摂取量は、食の欧米化に伴い
約30%も減少しているそうです。


DHAEPAは青魚に多く含まれています(DHAは魚等にしか含まれていません)。
DHAは脂に含まれる成分なので、脂がのった旬の時期の魚がベストです。
またマグロの目の近くの組織にも多く含まれています。


DHAを約1000mg摂取できる食材としては、サンマやあじの開き(生,干しどちらでも)1匹,マグロ中トロの4〜5切れ,イワシ1匹,鯖切り身1切れなどがあります(季節によりDHAの含有量は変動します)。



不足分はサプリメントでプラスするのも効果的です。