知って得する健康知識〜体温編

「加圧トレーニング」を聞いたことがあると思いますが
加圧トレーニングとは簡単に言うと
ベルト等で筋肉に流れる血液を制限した状態でトレーニングすることによって
無酸素運動の効果を引き上げるトレーニング法です


「無酸素状態で運動すると、筋肉には「乳酸」という
疲労物質が溜まります

筋肉に乳酸が溜まると、それに対してフィードバックメカニズムが働き
脳にその情報が行くことによって
下垂体から成長ホルモンが分泌されるのです

普通に筋トレを行っても成長ホルモンは出るのですが
乳酸が溜まったという情報が脳に行くと
成長ホルモンの分泌量が何百倍という
驚くべきレベルで急増します


じつは、この成長ホルモンの急増こそ
加圧トレーニングの正体なのです
成長ホルモンは筋肉の増加を促進させるホルモンなので
成長ホルモンの量が多ければ多いほど
筋肉は大きくなりやすくなります


加圧トレーニングとは、血流をわざと止めて
無酸素状態を作りだしてエネルギーの供給をストップさせて
乳酸をより効率よく出させることで
成長ホルモンを最大限に引き出し、筋肉を増やしていく方法なのです

効果がとても大きい加圧トレーニングですが
個人で行う場合にはデメリットもあります

それは血流を制限して行うので
専門のトレーナーについて行わないと
危険が伴うと言うことです

血流を止め過ぎると、血流障害を起こしたり
ひどいときには血栓ができたりして
命にかかわる危険があります

そこで次回、加圧トレーニングに近い効果を持ちながら
家庭で一人でも安全に行える「スロートレーニング」
を紹介します



【斎藤真嗣著 「体温を上げると健康になる」】より




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