知って得する健康知識〜体温編

睡眠の時に気を付けてもらいたいのが

「明りをつけたまま眠ることです」


これは体、とくに脳にとって大変悪いので
絶対にしないでください


人間の脳は、目をつぶっていても目の奥にある
網膜というところで光を感知しています

この網膜が光を感知しなくなることによって
脳の松果体というところから睡眠を促す
メラトニン」というホルモンが出ます

そのため明るい所で寝ると
網膜が光を感知してしまうので
メラトニンが分泌されず
睡眠の質が落ちてしまうのです


人間の体にとって一番いいのは
自律神経のリズムに合わせて日中活動し
夜に睡眠をとるという生活です

しかし、仕事の都合上どうしても
昼間に睡眠をとらないといけない人もいます

そういう方は雨戸を閉めたり、アイマスクを使い
できるだけ網膜に光が届かない工夫をして
眠るようにしてください


部屋を暗くして眠ることに加えてもう1つ
寝る時に必ず守ってもらいたい大切なことがあります

それはキチンと体を横たえて眠るということです
睡眠には脳を休ませるということのほかに
「体を重力から開放する」という重要な目的があります

私たち人間は起きている間は常に重力に逆らっています
そのため、体を支える背骨にかなりの負担が掛かっています
睡眠は、そうした骨への負担を取り除く時間でもあるのです

骨は単に体を支えるだけのものではありません
骨の中心部にある骨髄では、血液が作られています

そのため、キチンとした体勢で充分な睡眠をとれない生活を続けてしまうと
そのストレスから骨髄の病気を発症しやすくなってしまいます

また血液を生産する骨髄は
免疫物質の生産工場ともいえる大切な場所です
睡眠不足だと風邪をひきやすくなりますが
これ免疫力が低下するからです


【斎藤真嗣著 「体温を上げると健康になる」】より




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