ギックリ腰注意報!
先日もギックリ腰の記事を書きましたが
あれからお2人ギックリ腰の方から予約が入りました。
そのうちのお一人はかなり重症でした・・・
ギックリ腰も軽度と重度とありまして
軽度の場合、激痛を感じながらもまだ動けます。
今回の重度の方は
数年前から年に1・2回腰が激痛の時だけ
来院されていた方。
今回は急にギックリ腰になり
しかも寝ていても激痛で立つことができない・・・
「少し良くなってから整体院に行こう」
と思っていたそうですが3日たっても痛みが増すばかりで
お仕事にも行けずどうしようもないので「訪問してもらいたい」
と連絡をいただきました。
ここまで痛みがひどいと
トイレに行くのが大変・・・
そして、座って用を足すのも痛くて大変なので
トイレに行きたくなくなるので結果「飲まず食わず」
になります。
2階が寝室なのですが、上り下りができないので
1階のリビングに布団を敷いて寝ていました。
訪問した時はそういう状態でした。
ギックリ腰は基本安静です。
本人の回復力がある時は良いのですが
ない時は安静=何もしないと悪化していきます。
筋肉をほぐすことで痛みが和らぎ回復が早くなります。
重度のギックリ腰になると、患部はちょっと押しただけでも痛いので
患部は触らずその周囲の筋肉をほぐすことで患部をほぐしていきます。
筋肉は固まりのようなイメージだと思いますが
実際は「筋(すじ)」なので、固まっている筋肉のスジをほぐしていきます。
ここまで悪いと1回で回復させることはできないので
数回かけて回復させていきます。
風邪と同じで
軽度の風邪は薬を飲んで早く回復しますが
重度の風邪は薬を飲んでもなかなか回復しません。
薬はあくまでも回復をサポートするもので
回復するのは本人の回復力があるかないかです。
2日続けてさせてもらいましたが
初日は10の痛みが8に
2日目は8の痛みが7くらいまで回復しました。
このくらい回復すると少し動けるので
動き出そうとします。
が、動いてまた痛みが益す場合が多いので
あくまで激痛と時と同じように
なるべく安静にしておくように伝えます。
痛みがヒドイ時は動きたいと思いませんが
回復しだすと動きたいと思うようになります。
あと1・2回で3くらいを目指します。
3くらいまで回復すると
痛みは感じなくなっています。
人はみんな同じ時期に同じ症状がでやすいです。
今週はあまりにギックリ腰の方が多かったので
ご注意ください。